【搬送装置】 スラットコンベアの定期点検による故障防止

※写真はイメージです。

ビフォー（ご要望・お悩みの背景）

某製紙工場では、床下に埋設されたスラットコンベアの内部状態を把握できず、突発的な不具合による生産停止が頻発していました。特にコンベアが床下に埋め込まれている構造上、日常的な目視点検が不可能であり、トラブルが発覚するのはライン停止後という深刻な状況でした。

弊社ではこうした隠れた設備リスクに対応するため定期点検契約を提案、実施させていただきました。
長期休暇中の夏・冬年2回、5メートル間隔での抜き打ち部品検査を行う方式で、対象機器の劣化状況を可視化し、消耗部品の予防交換を実施しました。現場の作業効率を考慮し、1週間の作業期間を複数名体制で分担することで、検査精度と時間効率を両立しています。

アフター

点検結果は写真付きの詳細な報告書として提出し、翌期の予算組みにも活用いただいています。
導入していただいたことで突発的な故障も防ぐことができており、現場担当者からは「ライン停止の不安が減った」「見えない設備こそ、信頼できるパートナーが必要」と高く評価されています。